Chung Ji Pyo氏を講師に招いて研究会を行いました

インドネシア在住の韓国人研究者チョン・ジピョ(Chung Ji Pyo)氏を招き、「コロナと韓国-インドネシアの伝統音楽コラボレーションパフォーマンス 2021、2023」と題した研究発表を行っていただきました。パンデミック下、対面的な交流が難しかった中、インドネシアと韓国の芸能家たちの交流とコラボ作品の共同制作を企画・運営した経験について紹介されました。

「コロナと韓国-インドネシアの伝統音楽コラボレーションパフォーマンス 2021、2023」

日時:2023年12月10日(日)15:00~17:30

会場:国立民族学博物館

講師:チョン・ジピョ

企画・司会:神野知恵

主催:科学研究費基盤B「『コロナ状況』下で育まれる芸能―危機への応答・身体性をめぐる交渉・社会との関係」(代表:吉田ゆか子)


チョン・ジピョ氏プロフィール

韓国伝統管楽器のテグムの奏者として活動していた。近年はインドネシアのジョグジャカルタにて大学院博士課程でインドネシア伝統音楽に関する博士研究をしながら韓国大使館付の韓国文化院の行政職員として勤務し、韓国語やテグム、サムルノリなどの講習、韓・インドネシア文化交流事業のコーディネートを数々実施した。コロナ禍でもオンラインコラボ公演や共同制作などの試みを続けてきた。2023年ガジャマダ大学にて博士号取得。2024年2月よりインドネシア国立芸術大学(通称ISI)スラカラルタ校の教員。